ジェフ・サットン〈Jeff Sutton〉
『ミサイルと罌粟』THE MISSILE LORDS〈産業能率短大出版部〉
訳:川口正吉/カバー:K2/発行:1970年5月10日
ウェスタン航空宇宙は社の命運をかけて、最新型大陸間弾道ミサイル:モナークの製作にとりかかっている。試験飛行も間近に迫ったある日、広報部長ヴローマンが、突然、辞表を提出した。去っていく彼の椅子を狙って、4人の男たち、ヘンダーソン、ガーフィールド、コップル、エリオットの確執が始まる。いよいよモナークの発射テスト! そして、大爆発をおこし空中に飛散してしまった。精神的重圧にたえきれず辞表を提出したヴローマン、強気でのりきろうとするバーグストロム、ガーフィールド対ヘンダーソンの根深い葛藤、悩みぬくエリオット…果てしなき軍備拡張、共産主義に対する聖戦意識などへの鋭い批判の日が、この物語のバックボーンになっている。