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あさりよしとお先生の作品リスト及び覚書です。
単行本未収録も多いですが、それ以上に、あちこちでゲストイラストとして登場されることが非常に多いです。
これがまるで追いきれません。
また、コラムやエッセイの形でもかなり見られます。 イラスト付きのエッセイとイラストエッセイの境界がイマイチはっきりとは言えないのですが、とりあえず分けてあります。
1話きりで終わっていても、連載の意図があった(と思われる)作品は連載作品として、何回か続いていても読み切りと言う形での掲載されたものはその他読み切り作品として扱っています。
リスト中、水色は単行本未収録作品、ピンクは未見未入手の作品。
まだまだ未完成で、不明な点、未入手、未見のものなど数多くありますので、何かご存知のことがありましたら、報せていただけると大変ありがたいです。
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『宇宙家族カールビンソン』
プチアップルパイ→少年キャプテン→アフタヌーン
代表作。最多話数を誇る作品にして彷徨える作品(笑)トータルで10年以上も連載していました。
作品は掲載誌と共に3期に分けられます。
1期が黎明たる「プチアップルパイ」期。現在、「元祖」「オリジナル」という名前で知られています。
次が「少年キャプテン」期。最長にして傑作。最も知られているのがこの時期ですね。まさに黄金期。1度も休載がなかったそうです。
3期目が黄昏の「アフタヌーン」期。
雑誌が廃刊になると他の雑誌に移って仕切り直されます。よって3作はキャラクターは同一ですが、話自体は全くつながっていない、というか別の世界の物語です。3期はその仕切り直しが思うようにうまくいかなかったのか、1年ほどで終わってしまいました。
わたしはやはり、コアでブラックな映画・特撮ネタにあふれたキャプテン版が好きですね。幻の12話(笑)「遊星より愛をこめて」や「ジョンくんのエスケープ・フロム……」などから愛が感じられます。
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『中空知防衛軍』
リュウ
出身の北海道を舞台にした侵略SF(?)
元々は同人誌作品で、そのリメイクとして雑誌掲載されたようです。
基本的に内容は変わりません。女の子が二人になっているくらいかな。
すでに特撮ネタは健在。モゲラとメーサー車はやはり特撮者のツボ押しキャラですか(笑)
74式強化装甲服は後に『ワッハマン』で活躍します。
単行本は2種類。新版の方には作品リストがなく、『がんまサイエンス』が所収されています。
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『地球防衛少女イコちゃん』
コミックコンプ
珍しく(唯一?)の原作付き作品。
同名ビテオのコミカライズ? メディアミックス作品? リアルタイムで読んでいなかったのでこの辺の詳細がちょっとわかりません。そう言う事情のためか毒は少なめ。
単行本2種類。角川版は途中で終わっており、白泉社版は全2巻で最後まで読むことができます。
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『まんがサイエンス』
5年の科学・6年の科学
代表作の一つ。これがあさり作品に初体験という方も多いのでは?(ちなみに、わたしはカールビンソン)
日常の科学の疑問を主人公たちが変な専門家と共に勉強していく、という学習まんが。
そんなわけで、あさり作品の特徴である毒は全くないと言っても過言ではありませんが、その代わりに科学が非常にわかりやすく解説されています。
氏の科学に対する理解の深さを感じます。お子様でなくても、むしろかなり勉強になります。
理系雑誌掲載なので、単行本は他のものと綴じが逆です。
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『ワッハマン』
パーティ増刊→アフタヌーン
唯一の長編作品、と呼んでかまわないでしょう。
『黄金バット』を元ネタとし、ワッハマンを取り巻く何とも間の抜けたギャグとして始まり、終盤近くのシリアスな展開、そして感動的なラスト。
レミィのあの台詞は色々考えちゃいます。長沼は、あさり作品中、唯一のスーパーヒーローですね。
終わりの方はあさり氏本人に何かあったのかと勘ぐりたくなる、ダーク(いつものブラックと違って)な展開。幼女にしか見えない成人のルミちゃんの最期の描写は凄まじいです。
単行本の際の加筆修正が多く、把握できてません。最終回も加筆修正されています。
ちなみに単行本未収録の『笑う試写室』は外伝でもなんでもなく、あの面子が『アイアン・ジャイアント』の試写会に行ってその感想を話すという読み切り。
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『ただいま寄生中』
コミックコンプ
女子高生が寄生虫によって形成されるパワードスーツみたいなものを装着して、敵の寄生虫軍団と戦う、史上初の寄生虫エログロラブコメ(笑)
個人的にはけっこう好きだったんですけど、まぁ、半ば予想通り打ち切り。
この気色の悪さは『細腕三畳紀』に受け継がれることになります。
ちなみに、女子高生寄生虫ネタは同人誌でもやっています。
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『細腕三畳紀』アフタヌーン
三葉虫をテーマにしたオムニバス作品。
正直言って、最初の方は面白くありませんでした。
が、終盤の三葉虫男と宇宙人の話は傑作。
なんか生臭さを感じて(特に最初の方)、読後は生理的嫌悪を感じずにはいられません。
あさりよしとお入門編には向きませんね
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『るくるく』アフタヌーン
ろくでなしの父と暮らす少年・六文がある日目覚めると、そこには料理を作っている少女が、というべたなオープニングですが、まさかそれで終わるはずもない。実は彼女は地獄が満杯のため、人間社会をよくしようとしてやってきた悪魔だったのです……。悪魔が巻き起こすギャグマンガ、といったところ。
最初はちょっとイマイチだったんですけど、最近はようやく調子がノッてきました。『ワッハマン』以来のハードな展開になる予感。
いつも思うんですけど、あさり氏はトップギアに入るまでがかなりかかる漫画家さんだと思います。ギアがちゃんと噛み合うまでに作者か読者か、どちらかが飽きてしまうことがしばしばあるような気がします。
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『なつのロケット』/その他「ヤングアニマル」連載作品。
単行本は1冊しか出てませんが、ヤングアニマルにはけっこう掲載されています。
『重箱の隅』は漫画やアニメ、ゲームなどのメディア批評2頁漫画。CD-ROM『ヴィスタフカ』に全話所収されています。
『やぶからぼう』は税務署を舞台にしたブラックコメディの傑作。ご自身の実体験が元になってるのかどうかは定かではありませんが、毒もかなり強いですが、同時に笑っちゃいます。ただれきった政治の今だからこそ出すべき! と声高に叫びたくなりますな(笑)
『なつのロケット』ジュヴナイルSFの傑作。
小学生たちが夏休みにロケットを作る、というそれだけの物語。
それだけなんですが、あとがきで90分のジュヴナイルドラマをイメージしたと仰っているように、まとまっていて、最後まで隙なく読ませます。こういう作品と『やぶからぼう』みたいな作品が一緒に描けるのが特異な才能ですね。
ちなみに、『夏のロケット』は単行本がなかなか出ず、これも未収録か!? と思ったら、1年以上経ってやっと出て一安心。
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『HAL』/その他「コミックガム」連載作品。
こちらも単行本は『HAL』しか出ていませんが、「コミックガム」での連載は創刊号から載っていました。
『日本が知らない漫畫』海外漫画事情をネタにした漫画。
『重箱の隅』にちょっと似てます。ちょっと鼻につく部分がある気もするんでけど、かなり勉強になります。
『酢豆腐』これは連載と読んでいいものやら……。
雑誌の作者の言葉によると、『日本が知らない漫画』がネタ切れしてこちらが始まりましたが、1回のみで終わり、次号から『HAL』が始まるという、本当に中継ぎ。ちなみに内容はステレオのサウンドを良くする方法。
そして始まったのが『HAL』。
『まんがサイエンス』に毒と皮肉をかけて混ぜ合わせるとこれになる、といった感じ(笑)「この漫画には一部真実が含まれています」という文句がそれを語っていますね。わたしのお気に入りはドップラー効果の回。
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『少女探偵金田はじめの事件簿』/その他「ウルトラジャンプ」連載作品。
単行本は1冊も出ていませんが、連載は1年以上やっていました。
『月面ピケットライン』はデビュー作『木星ピケットライン』の続きです。
『少女探偵金田はじめの事件簿』は題名を見てのとおり(笑)、推理もの。
途中レギュラーとなるすけべ椅子探偵エルキュール・ポルノに完全に食われてしまいます。
あと一話で単行本出るか? というところで休載。残念。
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『それ行け!宇宙パトロール』SFマガジン
副題は連載時はついていませんでした。
登場キャラのフルネルソンやネコは後に『カールビンソン』にも登場します。
ふと思ったんですけど、ネコって、人類補完機構シリーズの『鼠と竜のゲーム』が元ネタ?
『元祖宇宙家族カールビンソン』のコミックスで読むことができます。
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『迷走学園』NORA
異次元に飛ばされた高校でのドタバタ劇。
キャプテン版『宇宙家族カールビンソン』の直前で、作風がそれ以前の作品から『カールビンソン』以降へと移行途中なのが感じられて興味深いです。
最初は神と魔王の戦いと言うあまりそそられない内容のうえ、普通の主人公がいたのですが、途中から出てきた、動く解剖模型の内田くんにすっかりその座を奪われ、内容もカールビンソン風に。
ちなみに内田くんは後の『ラジヲマン』や『やぶからぼう』にも出演。お気に入りのようですね。また、『カールビンソン』に出て来るアジーンも登場。
1年以上続いたにもかかわらず、休載して、いまだ単行本は出ていません。
連載最後は、前編なしの後編のみという捨て身(笑)のネタで、いきなりの休載にしてはラストもまとまっているところから、やめるつもりだったのでは? と推測されます。
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その他連載作品
『ぐっちゃん
ぱっくんの新日本機甲』VZONE
これは、読みきりにカテゴライズしようかどうしようか迷いましたが、いちおうこちらに。
お気に入りのアニメに出てくるロボットを紹介して行こう、という漫画になるはずだったようですが、実は1回で終わってます。
この雑誌、第1号こそは、漫画、アニメ、特撮、模型というような雑誌だったんですが、2号でいきなりホラー映画専門誌に。
考えてみると、当時、ホラー映画雑誌バージョンは立ち読みしてたかも。
ちなみに、創刊号の執筆陣は アウォークの面々。
『それゆけ内田くん』まんがジャパンダ
内田くんが様々なシチュエーションに巻き込まれるショートショート。
雑誌自体が4号で廃刊になり、2話で終了(たぶん)
『ラジヲマン』グリフォン
放射能を愛するヒーロー・ラジヲマンがエコロジーテロリスト・ソーラー仮面や北からの偽ラジヲマンとの戦いと活躍が描いた超問題作(笑)。レア度危険度共に最高レベル。今から10年以上前の作品で、当時はわたしのベストギャグマンガだったのですが、今読むとはっきり言って笑えません。毒が強すぎて、致死量に達してます。まだ当時は拉致問題が都市伝説的だったから描けた作品ですね。こんなことになるとは……。
持ってるから言えることですけど、これは単行本出すべきじゃないと思ってます。
『Let's
Go! うなぎちゃん』NEWTYPE付録
題名だけだと、なんだこりゃ? ですね(笑)ごく普通の中学生、築地野うなぎちゃんは、実は前世は月の女王(自称)で、お友達のあみちゃんと共に、陽魔を倒すのです! でも、うなぎちゃんもお年頃、あこがれの先輩と……なんて、生ぬるいあらすじは字面だけ(笑)。キャラの名前からわかるとおり、セーラームーンのパロディですが、他のパロディとは一線を画す、というか別物(笑)うなぎちゃんはサンドウォームがあの髪型でセーラー服を着たような姿、あみちゃんはへのへのもへじ、というところから想像してみてください。
『世界冥作劇場』ガロ
題名のとおり世界の名作をパロった作品。これも最初(と言っても全4回……)はただダークにしただけでイマイチなんですが、後半の「赤毛のアン」と「ちび黒サンボ」は電波を受信したのか、かなりの傑作。
『メッチェンファウスト』ドラゴンHG
かなり脳が飛んでる女子高生胞衣(えな)は、ある日妖精さんを拾う。それによって、彼女は怪力と不死身に近い体を手に入れた。一方、胞衣が通う学校には、代々高校を守る正義の番長がいて、日々、他校の番長と喧嘩を繰り広げている。しかし、それは現在と次世代の人間の覇権を賭けた戦いなのであった! 胞衣が拾った妖精の正体は? 彼女の番長さんへの想いは通じるのか? そして人類の未来は? ……なんて大袈裟な話ではありません(笑)
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読み切り作品
かなりの量がありますね。メジャー誌からマイナー誌まで、あちこちに出没(笑)
初期の作品は『あさりよしとお短編集』に収められていましたが、それでも未収録は多く、また90年代後半のものは全く所収されていません。新しい短編集の発行が待たれます。
どうやら『ウルトラマンタロウ』や『トトロ』のようなキャラクターものは未収録になりやすいようです。版権とか生臭い話が絡んでるんだろうなぁ(笑)
かなり雑誌のジャンルは多岐に渡っていて(メジャー誌からマニア誌、麻雀雑誌まで)、把握は不能かと。
まだまだ、見ぬ読み切り作品があるはず。果てが見えない……
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エッセイ・コラム・インタビューなど
「イラスト付のエッセイ」と「イラストエッセイ」の線引きをすることに意味があるのか、するにしても差はどこに? と思ったのですが、メインが、テキストか絵か(独断と偏見)で分けました。
「アニメージュ」でアニメプレビューをしているように、エッセイなども同誌が最も多いです。
「Newtype」のインタビューで、「漫画は文化〜」と言われていたのが、かなり強烈でした。
実は、このテキストものはあまり真剣に集めてません。やはり漫画メインになっちゃいますね。まだまだ沢山あると思います。
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イラストエッセイ・コラムなど
基本的には、普通のエッセイなんかと言っていることは変わらないのですが、『イラスト→漫画(イラスト)』と1クッション置いているため、直接の言葉よりも意見が受け取りやすい気がします。
アニメ映画評の『スクリーンにくぎづけ』はCD-ROM『ヴィスタフカ』に一部収録。
オススメは『俺のエロ魂』。なるほど、と頷ける部分多々あり?(笑)
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挿絵・カット類
沢山描いているイメージだったのですが、意外に小説の挿絵などはそれほど多くありません。
ただ、カットは未知数。
ちなみに『俺の足には鰓がある』の主人公は三葉虫男です。
また、他の漫画家の単行本への寄稿イラストなどもここに含めました。これもまだまだありそうだなぁ。
こういう一枚絵ものも、あまり真剣には追ってません。
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フリーペーパーなど
販促用パンフやイベント配布のフリーペーパーなど、けっこう描かれているようです。
『Let's Go!バンダイツインターボRCブック』はラジコンの遊び方、的な宣伝まんが。流石に毒はありません(笑)
早川通信はカメラ市で配られるフリーペーパーで、そこに漫画を描かれています。カメラネタなので、面白いのかつまらないのか、全く分かりません。ちなみに、藤島康介さんもカットを描いてます。
また、九州の大学のパンフの表紙絵も描いてたとか。
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同人誌
リストに商業誌以外を載せるのはフェアじゃない、という変なルールを自らに科しているので、同人誌もそれほど一生懸命には追ってません(というか、単にお金と時間がないだけ……)
まぁ、ちょっと集まったので参考程度に。
同人誌作品を商業誌用にリメイクしたり、原形だったりする作品がけっこうあります。
『гриб ЯД』はアニメージュの付録にカラーリメイクされて収録。
『宇宙刑事バスター』も元々は同人作品でした。
『中空知防衛軍』はそのまま、同名でリメイク。
『はれんちバニィ』のシリーズは、『ひとりエッチ』の原形かな?
女子高生&寄生虫ネタは、
『わくわくムシムシ大行進』ですでに。
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