ラムジー・キャンベル〈Ramsey Campbell


『母親を喰った人形』THE DOLL WHO ATE HIS MOTHER〈ハヤカワNV447

 訳:小倉多加志/カバー:ナカムラテルオ/発行:1987531

深夜、兄を助手席に乗せてリヴァプールの街をドライヴしていたクレアは、実然目の前に飛び出してきた男に驚いてハンドルを切りそこねた! 車は信号燈に接触し、異様な音と共にドアにはさまれた兄の片腕は切断されてしまう。が、事故現場に片碗は発見できなかった……やがて、流行作家のホールが彼女に連絡してくる。事故の原因となり、兄の片腕を持ち去った男に心当りがあるというのだ。彼と協力して男の正体を追うクレアが突きとめたものは? 木格ホラーの傑作。

 

『無名恐怖』THE NAMELESS〈アーティストハウス〉

 訳:鈴木玲子/カバー:写真(映画『ネイムレス』)/発行:2002531

バーバラ・ウォーは有能な出版エージェント。みずからのオフィスをかまえ、毎日多忙な日々を送っている。しかし、彼女は過去に大きなトラウマを抱えていた。9年前、4歳の娘アンジュラが誘拐され、惨殺されたのだ。仕事に没頭し、ようやくその傷も癒えつつあるころ、1本の電話がかかってくる。「ママ、私よ……」。それは死んだはずのアンジュラからだった。娘はまだ生きているのか? 生きているならいまどこに? その日から母の必死の探索が始まる。えもいわれぬ恐怖がたちのぼる、ホラー小説の巨匠キャンベルの代表作、待望の邦訳!


短篇


「身代わり」The Proxy

 『S‐Fマガジン355号』掲載(訳:井辻朱美/イラスト:福留朋之)

 庭から掘りだされた古い壁。ここにはなにが……そしてまきおこる怪異の数々(キャプション)

 

「夢で見た女」The Other Woman

 『ミステリマガジン464号』掲載(訳:大森 望/イラスト:木村彰秀)

『母親を食った人形』のホラー作家が描く官能に魅せられた芸術家の世界(キャプション)

 

「恐怖の遊園地」The Companion

 『心理サスペンス』所収(訳:大村美根子)

 

「闇の孕子」The Brood

 『闇の展覧会A』所収(訳:広瀬順弘)

 

「変身」Conversion

 『ドラキュラのライヴァルたち』所収(訳:小倉多加志)

 

「リンゴ」Apples

 『戦慄のハロウィーン』所収(訳:仁賀克雄)

 

「煙突」The Chimney

 『クリスマス13の戦慄』所収(訳:池 央耿)

 

「自分を探して」Heading Home

 『マッド・サイエンティスト』所収(訳:荒俣 宏)

 

「旅行案内書」The Guide

 『幽霊世界』所収(訳:白石 朗)

 

「このつぎ会ったら」Next Time You'll Know Me

 『ナイト・フライヤー』所収(訳:白石 朗)

 

「手」The Hands

 『カッティング・エッジ』所収(訳:宮脇孝雄)

 

「城の部屋」The Room in the Castle

 『クトゥルー 9』所収(訳:岩村光博)

 

「トンネル」Going Under

 『ゴーサム・カフェで昼食を』所収(訳:竹生淑子)

 

「唄え、されば救われん」 It Helps If You Sing 

 『死霊たちの宴(上)』所収(訳:夏来健次)

 

「ザ・エンターテインメント」The Entertainment

 『999−聖金曜日−』所収(訳:渡辺庸子)

 

「事故多発区間」Accident Zone

 『死のドライブ』所収(訳:野村芳夫)

 

「ハイ・ストリートの教会」The Church in High Street

 『インスマス年代記(上)』所収(訳:大瀧啓祐)

 『漆黒の霊魂』所収(訳:三浦玲子)