短篇集
『10月3日の目撃者』THE GRANTHA SIGHTING〈ソノラマ文庫海外シリーズ2〉
訳:村上実子/カバー:角田純男/発行:1984年5月25日
「ラホーア兵営事件」でエドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)、「あるいは牡蠣でいっぱいの海」でヒューゴー賞(アメリカSF作家クラブ賞)の最優秀短編賞に輝く、アメリカ俊鋭作家、A・デイヴィドスンの日本国内初の短編集! ファンタスティックな処女作「恋人の名はジュロ」、人恋しい夫婦と宇宙人との「遭遇」を温かなタッチで語った標題作、異星に連れ去られた歯科医を救うSF「助けてくれ……」など、様々な題材の中に、この異才の本領が縦横に発揮された、秀作集!
収録作品
· 「10月3日の目撃者」 The Grantha Sighting
『S‐Fマガジン126号』掲載(『目撃者』訳:浅倉久志/イラスト:斎藤和明)
· 「人造人間ゴーレム」 The Golem
『SFベスト・オブ・ザ・ベスト(下)』所収(訳:吉田誠一)
『どんがらがん』所収(訳:殊能将之)
『ミステリマガジン232号』掲載(『さすらいのゴーレム』訳:竹中 芳/イラスト:山之辺進)
· 「草は緑」 Or the Grasses Grow
『ミステリマガジン169号』掲載(『あるいは草が…』訳:鏡明/イラスト:畑農照雄)
· 「助けてくれ、私は地球人の医師だ」 Help! I Am Dr. Morris Goldpepper
· 「常夏の国」 Summerland
· 「六番目の季節」 The Sixth Season
· 「魔法のペンダント」 Negra Sum
· 「電話が遠いのですが」 I Do Not Hear You, Sir
· 「不思議なカメラ」 The Montavarde Camera
· 「恋人の名前はジェロ」 My Boy Friend's Name Is Jello
『S‐Fマガジン129号』掲載(『ボーイフレンドの名は』訳:中上 守/イラスト:中島靖侃)
· 「豆占いのおんな」 The Woman Who Thought She Could Read
· 「作家よ、作家」 Author, Author
『どんがらがん』BUMBERBOOM and other stories〈河出書房新社 奇想コレクション〉
訳:殊能将之/カバー:松尾たいこ/発行:2005年10月20日
空前絶後の輝かしい受賞歴をもち、キプリングやサキ、G・K・チェスタトンに比肩すると評されるアヴラム・デイヴィッドスン。この才気と博覧強記の異色作家が遺した短篇を、日本の誇る才気と博覧強記の作家殊能将之が編んだ傑作選。“奇想コレクション”第7回配本。超兵器〈どんがらがん〉をめぐるピカレスクでスラップスティックな表題作、完壁な短篇小説「ゴーレム」、ヒューゴー賞受賞「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」、MWA賞受賞「ラホール駐屯地での出来事」、世界幻想文学大賞受賞「ナポリ」、新本格ミステリ的な逸品「すべての根っこに宿る力」ほか、全16篇を収録。
収録作品
· 「ゴーレム」The Golem
『SFベスト・オブ・ザ・ベスト(下)』所収(訳:吉田誠一)
『10月3日の目撃者』所収(訳:村上実子)
『ミステリマガジン232号』掲載(『さすらいのゴーレム』訳:竹中 芳/イラスト:山之辺進)
· 「物は証言できない」The Necessity
· 「さあ、みんなで眠ろう」Now Let Us Sleep
『S‐Fマガジン292号』掲載(訳:洲浜昌弘/イラスト:佐治嘉隆)
無慈悲な人間に抗うすべもないまま、みじめな滅びの道をたどるヤフーたち(キャプション)
· 「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」Or All the Seas with Oysters
『ヒューゴー賞傑作集No.1』所収(『あるいは牡蠣でいっぱいの海』訳:常盤新平)
· 「ラホール駐屯地での出来事」The Affair at Lahore Cantonment
· 「クィーン・エステル、おうちはどこさ」Where Do You Live, Queen Esther?
『幻想と怪奇B』所収(『エステルはどこ?』訳:高梨正伸/イラスト:勝呂 忠)
『ミステリマガジン160号』掲載(『エスターはどこ?』訳:高梨正伸)
· 「尾をつながれた王族」The Tail-Tied Kings
· 「サシュヴラル」Sacheverelle
『S‐Fマガジン315号』掲載(訳:村上博基/イラスト:天野喜孝)
誘拐されたボクはサシェヴラル。犯人はボクをエテ公だなんていうけれど……(キャプション)
· 「眺めのいい静かな部屋」A Quiet Room with a View
· 「グーバーども」The Goobers
『S‐Fマガジン579号』掲載(訳:浅倉久志/イラスト:畑農照雄)
おじいはこう言っておれを脅す。「グーバーどもに売り飛ばしてやる」でも何者だ、グーバーって(キャプション)
· 「パシャルーニー大尉」Captain Pasharooney
· 「そして赤い薔薇一輪を忘れずに」And Don’t Forget the One Red Rose
『S‐Fマガジン486号』掲載(訳:伊藤典夫/イラスト:楢 喜八)
不思議なアジア人が商う、奇妙な本の奇天烈な値段とは?(キャプション)
· 「ナポリ」Naples
· 「すべての根っこに宿る力」The Power of Every Root
· 「ナイルの水源」The Source of the Nile
·
「どんがらがん」Bumberboom
『追憶売ります』所収(訳:深町眞理子)
『S‐Fマガジン166号』掲載(訳:深町眞理子/イラスト:中島靖侃)
ただ平穏無事を願い小心翼々と生きる人々を心底から震撼させ貢物をとって放浪する、〈どんがらがん〉一味の呪法とは何か?(キャプション)
短篇
「申請受理」The
Certificate
『S‐Fマガジン151号』掲載(訳:山田和子/イラスト:楢 喜八)
「自然の調和」The Restorer of Balance
『ミステリマガジン120号』掲載(訳:宇野輝雄/イラスト:勝呂 忠)
「記憶バンク」The Memory Bank
『ミステリマガジン140号』掲載()訳:岡本七星/イラスト:新井苑子
「スミスはどこにいる?」The Captain M. Caper
『ミステリマガジン171号』掲載(訳:小倉多加志/イラスト:山野辺進)
「見えない法律」The Unknown Law
『ミステリマガジン183号』掲載(訳:小倉多加志/イラスト:楢 喜八)
「トレフォイルCo.」Trefoil Company
『ミステリマガジン193号』掲載(訳:片岡義男/イラスト:金森 達)
「新道の狙撃者」The Mad Sniper
『ミステリマガジン207号』掲載(訳:風見 潤/イラスト:山野辺進)
「侵略」The Invasion
『ミステリマガジン229号』掲載(訳:大井良純/イラスト:金森 達)
「わが亡きあとに…」Apres Nous
『世界ショートショート傑作選2』所収(訳:浅倉久志)
「道よ、道よ、うるわしの道よ」The Roads , the Roads , the Beautiful Roads
『世界カーSF傑作選』所収(訳:広田耕三)
「追いはぎ」 Down By The Dept
『英米ミステリー50選』所収(訳:夏来健次)
「バスクァレ公の指環」Duke Pasquale's Ring
『不思議な猫』所収(訳:浅羽莢子)
「眠れる美女ポリー・チャームズ」Polly Charms, The Sleeping Woman
『狼の一族』所収(訳:古屋美登里)
「アパートの住人」The Tenant
『千の脚を持つ男』所収(訳:中村 融)