『テクニカラー・タイムマシン』THE TECHNICOLOR® TIME
MACHINE〈ハヤカワSF193〉
訳:浅倉久志/イラスト:モンキー・パンチ/発行:1976年6月15日
倒産寸前の映画会社クライマックスは、わらにもすがる心境で市井の科学者の手になるタイムマシンにとびついた。ロケ隊を11世紀に送りこみ、大スペクタル大迫力ヴァイキング映画を製作しようというのだ。しかしいざ撮影を開始するや見込み違いが続出、本物のヴァイキングに襲撃されるは、主演男優は負傷するは、窮余の一策にと現地人を代役に仕立てれば濡れ場で本番をやらかす始末。しかもあれやこれやが重なって完成予定日にまにあわせるのは絶望的、クライマックス映画社の命運ここに尽きたかに見えたが――才人ハリスンの放つ軽妙洒脱な傑作ユーモアSF!
『宇宙兵ブルース』BILL , THE GALACTIC HERO〈ハヤカワSF246〉
訳:浅倉久志/イラスト:藤子不二雄(初版)・横山えいじ(三版)/発行:1977年6月15日
こいつあ掘出し物だ! ボーナスでふくらんだポケットを想像しながら、徴募係軍曹はケッケッとほくそ笑んだ。辺鄙な片田舎に住むビルの平凡かつのどかな生活は終わりをつげ、かわってキャンプ・レオン・トロツキーでの地獄のような訓練の毎日が始まった。おりから爬虫人チンガーとの戦いは熾烈をきわめ果てはビルの属する訓練部隊まで狩りだされる始末。だが戦況は不利だった。戦友が次々と斃れてゆくなかで、面白半分にビルが触った原子砲が、なんと敵宇宙戦艦に大当たり! かくして彼は一躍宇宙の英雄となったのだが……。傑作戦争コミック宇宙大活劇!
『殺意の惑星』PLANET OF THE DAMNED〈ハヤカワSF295〉
訳:浅倉久志/カバー:角田純男/発行:1978年6月15日
まさに気ちがいざただった。どこからか手に入れたコバルト爆弾のほかは一切の近代装飾を持たぬディス人たち――その彼らが突如隣星ニーヨルドに対して宣戦を布告したのだ! 自殺的ともいえ_彼らの行動の真相を探り、さらに滅亡から救うべく、二十種競技の優勝者ブライオン・ブランドが、苛酷な自然の支配するこの惑星に送りこまれた。だが、その彼を待ち受けていたのは、無気力な使節団と、灼熱の太陽、そして敵意に満ちた原住民……しかも頭上には、三日の猶予ののちに水爆を投下すべくニーヨルド艦隊が待機していた! 才人ハリスンが描く息づまる傑作冒険SF。
『囚われの世界』CAPTIVE UNIVERSE〈サンリオSF文庫9−B〉
訳:島岡潤平/カバー:藤本 蒼/発行:1978年12月25日
この谷に住むアステカ人は、巨大な丸石によって外部世界から遮断されていた。迷信と掟、横柄な僧侶たちの支配する部落に住む青年チマルは、こんな生活に耐えられなかった。谷の外は、どんな世界なのか。だが谷を出ようとしたものは、二つの蛇の首と大きな鋏をもつ女神コアトリクェに殺されるか、僧侶たちに頭に穴をあけられて処刑されてしまうのだ。ある日、掟を破ったチマルと口論した首席僧侶は怒りで急病になった。そして毎晩行われるはずの、夜と星と戦い、太陽を昇るようにさせる祈りが絶えた。その日は太陽が昇らなかった。恐怖におびえた人々の混乱にまぎれて脱走したチマルは、ついに谷からの出口を発見した。そこでチマルの発見したものは想像を絶する意図のもとにでっち上げられた世界だった。ハード・ボイルド・アクションSFの旗手が贈る、めくるめくストーリー・テリングの冴え!
『原子力衛星が落ちてくる!』SKYFALL〈徳間書店〉
訳:井坂 清/カバー:熊沢正人/発行:1979年8月10日
あらすじ・紹介文なし。
『大西洋横断トンネル、万歳!』A TRANSATLANTIC TUNNEL, HURRAH !〈サンリオSF文庫9−E〉
訳:水嶋正路/カバー:生ョ範義/発行:1979年11月20日
1212年、ナバス・ド・トロサの戦いでキリスト教徒が敗れていたら――本書は、こうした歴史的仮定にもとずく「パラレル・ワールド」テーマの傑作とされている。イベリア半島は回教徒に占領され、アメリカ発見はコロンブスでなくキャボットがなしとげ、独立戦争に敗北したワシントンは謀反入として銃殺され、現在のアメリカは貴族の支配するイギリスの植民地に止まっている。ワシントンの末裔であるアメリカ人技師ワシントン大尉は新工法を駆使して大西洋の梅底にトンネルを建設するよう大西洋横断トンネル会社から委託される。真空のトンネル内を列車が磁気の反発力で猛スピードで疾駆するという計画である。大尉は工事を成功に導いて大西洋両岸の産業を活気づけ、女王陛下を説得してアメリカを独立に導く悲願を抱いている。完成を妨害する組織の暗躍、全トンネルの計画者サー・イザンバードの大尉に対する嫉妬、彼の娘と大尉の困難な愛――まさに超弩級の娯楽作である。
『銀河遊撃隊』STAR SMASHERS OF THE GALAXY RANGERS〈ハヤカワSF415〉
訳:浅倉久志/イラスト:里見ちあき/発行:1981年11月30日
若き天才科学者ジェリーとチャックは、ある日たいへんな新物質を発明した。ちょっとしたいたずらから粒子加速器の中に放りこんだチーズが、どんなものでも瞬間的に移送できる驚くべき新物質に変貌していたのだ! すぐさま二人は、この新物質から画期的な航法装置チェダイト放射器を完成させた。ジェリーとチャック、それに愛らしい学長の娘サリーの三人は、実験のため747専用ジャンボ・ジェット――イーグル号にのりこんだ。だがこの実験飛行が、やがて銀河狭しと繰り広げられる一大冒険への旅立ちになろうとは……抱腹絶倒、スペースオペラの傑作パロディ!
『ホーム・ワールド』HOMEWORLD〈創元SF文庫617‐05〉
訳:酒井昭伸/カバー:星 恵美子/発行:1983年10月28日
コンピューターの超小型回路技師、ジャン・クロジックは女友だちとヨット遊びをしているとき、波を蹴立ててやってきた所属不明の高速艇に当て逃げされ、海のただ中で遭難してしまった。あてにしていた捜索隊の来る気配もなく、あわや、というときになって、目の前の海面が盛りあがり、姿を現わしたものは……。太平の夢をむさぼっていた若きエリートが、現実社会の醜悪な構造に気づき、それを打破せんと立ちあがって、陰謀と詐術渦巻く世界に飛びこんでいく……。ハリスンお得意の社会テーマSFサスペンス。
『人間がいっぱい』MAKE ROOM ! MAKE ROOM !〈ハヤカワSF652〉
訳:浅倉久志/カバー:木嶋 俊/発行:1986年2月28日
1999年夏――世界人口は70億を超え、深刻な食料難のもと、人心はすっかり荒廃しきっていた。3500万人もの人口をかかえるニューヨークも例外ではない。凶悪犯罪は日常化し、一触即発で暴動が起きる。今また、高級マンションの一室で、男が一人殺された。ニューヨーク市警のアンドルー・ラッシュ刑事にとって、ことはありふれた殺人事件にすぎなかった。だが、被害者が大物だったがために、上層部から圧力をかけられ、彼は犯人の目星もつかないまま、この騒然たるシティを端から端まで彷徨する破目に陥った……危機的状況の近未来を鋭い筆致で描きだしたSF問題作、遂に登場!
『ホイール・ワールド』WHEEL WORLD〈創元SF文庫617−06〉
訳:内田昌之/カバー:木嶋 俊/発行:1990年4月13日
強制移民たちが送り込まれた、改良種穀物の農耕惑星ハーヴモーク。人々は4地球年も続く猛暑の夏を避け、季節ごと両極間を移動しながら生き続けてきた。巨大地上車のコンボイを組み、惑星改造技師たちが建造した、両極を結ぶ27,000キロにおよぶ〈道〉を渡って……。だがこの年、異常事態が発生した。予定をすぎても、穀物を運びだし物資を補給してくれるはずの連邦の船団が到着しないのだ。地球人技術者クロジックは、穀物の大半を見捨てて、すぐさま移動にとりかかるよう主張する。資材不足のままクロジックは生存を賭けたコンボイを率いて出発するが……!? 巨匠が描く、苛酷な踏破行。
『死の世界1』DEATHWORLD 1〈創元SF文庫617−01〉
訳:中村保男/カバー:金子三蔵/発行:1967年3月3日
宇宙を肢にかけた大賭博師ジェイソンはカークという男の依頼を受けて、惑星キャッシリアの公営カシノで三十億以上の金をもうけた。依頼人カークは惑星ビラスの大使で、三十億の金は武器弾薬の購入費だという。それならぱ、ビラスは他の惑星と戦争をしているのか? そうではない。ビラスはビラスそのものと戦っているのだ。ビラスに住む動植物そのものがビラス人の敵なのである。この恐るべき惑星にカークとともに行くことをジェイソンは決意した。惑星ビラスとは?
『死の世界2』DEATHWORLD 2〈創元SF文庫617−02〉
訳:中村保男/カバー:金子三蔵/発行:1967年3月24日
生物と人間とがたえまなく死闘を演じつづけるビラス星に遂に平和をもたらした流れ者の賭博師ジュイソンは、或る日、キャッシリアから来た字宙船に誘拐されてしまった。前にジェイソンはビラスの軍資金を調達するために、キャッシリアのカシノで賭博し、巨額の金をせしめた。それ以来、彼はキャヅシリアの官憲のお尋ね者になっていたのである。しかし、その字宙船の中でジェイソンは暴れ、操縦装置を破壊し、船は、或る惑星の海中に墜落する。その名もない見すてられた惑星で彼が行なうさまざまな冒険は……
『死の世界3』DEATHWORLD 3〈創元SF文庫617−03〉
訳:中村保男/カバー:金子三蔵/発行:1969年10月17日
何十世紀も未来、人類は銀河系の各惑星に独立した開拓地を築いた。その中であるものは進歩し、あるものは退化した。フェリシティー星には孤立して原始社会に逆行した人聞が住んでいた。そこへ他の世界から鉱山採掘隊が遠征したが、獰猛な原住戦士集団にひとたまりもなく壊滅させられてしまった。情報を聞いたジェイソン・ディンアルトは、そこに新天地を拓かんものとピラス星の都会人を率いて乗りこんだ。「死の世界」1、2につづいて、野蛮な文化と機械文明との凄絶な死闘がくりひろげられる「死の世界3」
ステンレス・スチール・ラット〈THE STAINLESS STEEL RAT〉シリーズ
『ステンレス・スチール・ラット』THE STAINLESS STEEL RAT〈サンリオSF文庫9−A〉ステンレス・スチール・ラット@
訳:那岐 大/カバー:?/発行:1978年10月20日
何十世紀も未来、人類は銀河系の各惑星と連合を築き、様々の制度を確立してユートピアともよびうる社会を実現していた。こうしたステンレス鋼でびっちり閉ざされた社会の隙間をぬって暗躍する鼠小僧ともいうべきステンレス・スチール・ラットが絶えてしまったわけではない。〈するりのジム〉ことディグリッツもそうした一人だった。だが、さすがのジムも、こうした犯罪者を捕らえる〈特殊部隊〉の手を逃れることはできなかった。〈特殊部隊〉はステンレス・スチール・ラットを捕らえて部員に加え、造々強力になっていった。こうしてジムも部員となってまれに見る兇悪な女性殺人者アンジェリナを追うことになり、愛憎の迷路に踏み込んでいくことになる。ハードボイルド・アクションSFの第一人者ハリイ・ハリスンが贈る冒険活劇のヴァイタリティいっぱいのシリーズ第一作。
『ステンレス・スチール・ラットの復讐』THE STAINLESS STEEL RAT'S REVENGE〈サンリオSF文庫9−C〉ステンレス・スチール・ラットA
訳:那岐 大/カバー:ブルース・ペニングトン/発行:1979年1月30日
〈するりのジム〉ことジェイムズ・ボリバール・ディグリッツは、〈処置〉をほどこされたアンジェリナと銀行を襲撃し、逃げきれずに、逆に自ら進んで特殊部隊に出向いていった。そこで長のインスキップから見せられた第三惑星クリアーンドのフィルム――そこには爆発の煙が天高く昇っている場面が映っている。惑星間戦争? そんなことは不可能だ。同一の太陽系でならともかく、ちがった恒星系間で侵略して兵隊、武器、食糧を奪っても、宇宙空間を運ぶのには莫大な費用がかかるからだ。だが、目の前のフィルムでは五つの惑星が侵略され、しかも成功しているのだ。どうしてそんなことが可能なのか? 〈するりのジム〉は軍用電子機器販売代理人として、この重武装された惑星へ潜入することになった。ハードボイルド・アクションSFの躍動を生々しく描くシリーズ第二作。ザッツ・エンターテイメント!
『ステンレス・スチール・ラット世界を救う』THE STAINLESS STEEL RAT SAVES THE WORLD〈サンリオSF文庫9−D〉ステンレス・スチール・ラットB
訳:那岐 大/カバー:斎藤和明/発行:1979年6月30日
「悪党のディグリッツめ。おまえには横領、搾取の疑いが……」特殊部隊の長官に呼び出されて〈するりのジム〉ことジェイムズ・ボリバー・ディグリッツが糾弾されている最中だった。長官の声が遠去かり、姿が透明になっていったかと思うと背後の椅子が見えはじめてきた。そもそもの発端はこうだった。いったい、なにが起きたのか? ついで部隊の要人たち、さらにアンジェリナと子供たちまでもが消えていった。はるか3万年の昔、核戦争で消滅したといわれる〈地球〉から時間戦争が仕掛けられたのだ。そして、手始めに最大の邪魔者である特殊部隊を潰滅させようというのだ。時間に悪質な変更を加えているのは誰か? また、何が目的か? ジムはタイム・マシンによって1975年のアメリカに飛んだ。だがそこは、歴史改変を受けた、得体の知れない世界だった。「ステンレス・スチール・ラット」シリーズ第三作。痛快無類のハードボイルドSFをどうぞ!!
『ステンレス・スチール・ラット諸君を求む』THE STAINLESS STEEL RAT WANTS YOU〈サンリオSF文庫9−F〉ステンレス・スチール・ラットC
訳:那岐 大/カバー:加藤直之/発行:1980年1月30日
ジムがのんびり熱いシャワーをあびているときだった。妻の呼び声がしたので、玄関から飛び出すと、ごつい二人連れの男が車に妻をひきずり込んで走り出すところだった。車の番号を調べると、なんと相手は税務署。儲けを申告しないので監査や罰金、刑期で縛ろうというのだ。早速、軍寄宿学校にいる双子のジェイムズとボリバーを無理に卒業させて三人で税務署の建物に侵入し、徴税記録を消すことにした。ファイルを破壊して、企みは成功した、と思ったとたん、逮捕されて特殊部隊の長インスキップの前に運ばれてしまった。このように、どうも出足からついていない。新しい指令が待っていたのだ。会議を開いていた惑星参謀総長全員が衛星基地ごとあとかたもなく消えてしまったという、「歯」という絶叫を残して。さあ、われらの悪賢い〈するりのジム〉の出番がまたもやってきたのだ。万雷の拍手に送られて熱血無頼のステンレス・スチール・ラット・シリーズ、逐に完結!?
『ステンレス・スチール・ラット大統領に』THE STAINLESS STEEL RAT FOR PRESIDENT〈サンリオSF文庫9−G〉ステンレス・スチール・ラットD
訳:那岐 大/カバー:加藤直之/発行:1984年8月30日
ブロジット星で、いまだ容色衰えないアンジェリナと静かなディナーを楽しむジェイムズ・ボリバー・ディグリッツの前に、またもや物騒な事件が持ち上がる。正体不明の変死人の口の中から、明らかに〈ステンレス・スチール・ラット〉に救いを求める文面の紙切れが出てきたのだった……。ステンレス鋼の網の目を巧妙にすり抜け、自在に盗みを働く稀代の怪盗ステンレス・スチール・ラット、またの名を〈するりのジム〉。捕われたのち、宇宙にはびこる悪を滅ぼす〈特殊部隊〉のエースとして大活躍。御存知、ハリイ・ハリスンの痛快活劇SFシリーズの最新作。今回は、銀河系のはるか彼方にある、〈ここは天国〉とは名ばかりの、残虐な独裁者が支配する惑星で、大統領に立候補する。持ち前のペテンとイカサマを駆使して、はたして大統領になれたかどうか、乞御期待!
短篇集
『ロボット戦争』WAR WITH THE ROBOTS〈創元SF文庫617−04〉
訳:中村保男/カバー:真鍋 博/発行:1980年2月29日
自動販売機やマイクロコンピューターなど形はどうあれ、ロボットはいろいろな分野で人間生活にかかわってきつつあり、まさしくこの世界に居坐るつもりである。彼らは人間社会にいかなる影響を及ぼすだろう。フランケンシュタインの怪物のように死と破壊をもたらすのか。喜んで命令に服する奴隷となるのか、逆に人間に命令を下す主人となるのか。どんなことでも起こりうる。いずれを選ぶか、それは読者のお好みしだい。社会学テーマSFの第一人者ハリー・ハリスンが描き出す人間とロボットの未来あれこれ。
収録作品
『S‐Fマガジン137号』掲載(『模擬演習』訳:斎藤伯好/イラスト:金森 達)
あらゆる細部にわたって火星そっくりに作られた模擬火星探検。だがその訓練における失敗は、ただちに真実の死につながるのだ!(キャプション)
『S‐Fマガジン105号』掲載(『気は優しくて力持ち』訳:浅倉久志/イラスト:真鍋 博)
仕事にあぶれた失業ロボットが、やっと見つけた高級の仕事は、悪賢い人間どものワナだった!(キャプション)
短篇
『異星の十字架』The Streets of Ashkelon
『S‐Fマガジン189号』掲載(訳:浅倉久志/イラスト:新井苑子)
純粋で論理的、真実を信仰し、そしていかなる神ももたない――ウエスカー星人たちはそんな生物だった。熱き伝道の志に燃え、降り来たった神父は……?(キャプション)
『艦長ホネーリオ・ハーププレーヤー』Captain Honario Harpplayer
『S‐Fマガジン221号』掲載(訳:高橋泰邦/イラスト:加藤直之)
知らない人は知らないが、知ってる人は知っている。パロディ上手のハリスンの、これは怪作ホーンブロワー!(キャプション)
『最後の遭遇』Final Encounter
『S‐Fマガジン308号』掲載(訳:野口幸夫/イラスト:岩淵慶造)
銀河系の半ばを植民しつつ、なおも異星人との邂逅を夢見る人類が最後に出会ったものは……(キャプション)
『大瀑布』By the Falls
『S‐Fマガジン323号』掲載(訳:浅倉久志/イラスト:野中 昇)
巨大な滝のそばに住む老人。彼を訪れた新聞記者がそこで見た滝の秘密とは?(キャプション)
『救助作戦』Rescue Operation
『S‐Fマガジン323号』掲載(訳:嶋田洋一/イラスト:おがわさとし)
“ヨーロッパの辺境”に墜落した宇宙船――史上最も不運なファースト・コンタクト(キャプション)
『剣戟の響きも』On Battles Sound
『S‐Fマガジン557号』掲載(訳:中村 融/イラスト:中村 亮)
カプセルに乗りこんで敵艦へと射出される兵士たち。彼らの心の闇にひそむものは……(キャプション)
『世界終末のあくる日』The Day After the End of World
『S‐Fマガジン594号』掲載(訳:浅倉久志/イラスト:楢 喜八)
地球がなんの前ぶれもなしに爆発し、ただひときれの世界となった。生き残った男と女は……(キャプション)
『ついに出た! 実説フランケンシュタイン』At Last, the True Story of Frankenstein
『モンスター伝説』所収(『これぞ、真説フランケンシュタイン』訳:仁賀克雄)
『ミステリマガジン232号』掲載(訳:浅倉久志/イラスト:楢 喜八)
『プリンス・メロ殺人事件』The Pliable Animal
『別冊・奇想天外13号』掲載(訳:山田順子/イラスト:皆川幸輝)
『最終戦争』The Final Battle
『ミニミニSF傑作展』所収(訳:小隅 黎)
『世界でいちばん腕のいいハンター』The Finest Hunter in the World
『ミニミニSF傑作展』所収(訳:深見 弾)
『疾きこと風のごとく、猛きこと獅子のごとく』Speed of the Cheetah、 Roar of the Lion
『ミニミニSF傑作展』所収(訳:鎌田三平)
『ショート・ショート秀作集2』所収(『チータのスピード、ライオンの鳴き声』訳:佐柳ゆかり)
『美しき青き島』The Greening of the Green
『アンティシペイション』所収(訳:山田和子)
『世界一の名車』The Greatest Car in the World
『世界カーSF傑作選』所収(訳:浅倉久志)
『奇襲作戦』Commando
Raid
『SF戦争10のスタイル』所収(訳:岡部宏之)
『玩具店』The Toy Shop
『年刊SF傑作選B』所収(訳:吉田誠一)
『CCCのスペースラット』Space Rats of the C.C.C.
『究極のSF』所収(訳:浅倉久志)
『ついに明かされるフランケンシュタイン伝説の真相』All Last 、
The True Story of Frankenstein
『フランケンシュタインの子供』所収(訳:安野 玲)
アンソロジー
『ベストSF1』THE YEAR'S BEST SCIENCE FICTION 1〈サンリオSF文庫70−A〉
訳:安田 均・他/カバー:クリス・フォス/発行:1983年8月30日
ストーリーテラーで知られるハリイ・ハリスンと、ニューウェーブの旗手と目されたB・W・オールディスが共同編集して出来あがった年間傑作選『ベストSF』シリーズ。紀元前10億年の後期カンブリア紀に作られた政治犯流刑所を描くシルヴァーバーグの傑作中編「ホークスビル収容所」、ひねりのきいたタイム・トラベル物のスラデック「西暦1937年!」読後に背筋が冷たくなるキット・リード「ぶどうの木」、ショート・ショートの逸品サーバーの「レミングとの対話」、テクノロジーSFの秀作ローマーの「最後の指令」、技法の項点に達したバラードの「下り坂カーレースにみたてたジョン・フィッツジェラルド・ケネディ暗殺事件」、そして今や必読のSF評論ともいえるオールディス「紙宇宙船の騎士たちSFへの回顧的展望」。1967年度のベスト・アンソロジーである本書に収録された15編は、15年を経た今も、いずれも見事に光り輝いている。
収録作品
訳:安田 均
訳:安田 均
その他
『世界のとなりの世界』Worlds Beside World
講演録
『解放されたSF』所収(訳:安田 均)