ジョン・ケッセル〈John Kessel


『ミレニアム・ヘッドライン(上)』GOOD NEWS FROM OUTER SPACE〈ハヤカワSF1001

 訳:増田まもる/カバー:村上光延/発行:1993131

1999年。世紀末アメリカ。衰えた国カは回復しようもなく、国民は耐乏生活を強いられていた。貧困と麻薬と伝染病がひろがり、人々の不安を食い物にする新興宗教がはびこっている。その不安をあおるように、アメリカ各地でUFOの目撃例が急増、人間そっくりの謎の存在が超自然的事件を引き起こしていた。巨大ネットワーク局の記者ジョージはこの事件に注目して取材を開始したが、やがて恐るべき確信を抱くようになった!

 

『ミレニアム・ヘッドライン(下)』GOOD NEWS FROM OUTER SPACE〈ハヤカワSF1002

 訳:増田まもる/カバー:村上光延/発行:1993131

なんとしても異星人の存在をあばき、地球侵略を未然に防がなくてはならない――ジョージはそう確信した。千年王国到来を訴えるテレビ伝道師ギルレイもまた、異星人来訪を確信していた。西暦2000年の訪れと同時に、キリストを司令官とする宇宙船が降臨、最後の審判が始まるというのだ。多彩な人物が狂気のドラマを織りなすあいだにも、新千年紀は刻々と近づいていた……悪意と哄笑と風刺に満ちた、米SF界俊英の野心作!


短篇


「他の孤児」Another Orphan  

 『S‐Fマガジン319号』掲載(訳:村上博基/イラスト:天野喜孝

 

「フリーダム・ビーチ」Freedom Beach

 共著:ジェームズ・パトリック・ケリー 

 『S‐Fマガジン326号』掲載(訳:風見 潤/イラスト:岩淵慶造)

 記憶を失った人々が集うフリーダム・ビーチ。そこは何のための場所なのか?(キャプション)

 

「バッファロー」Buffalo 

 『S‐Fマガジン436号』掲載(訳:古沢嘉通/イラスト:山野辺進)

 SFファンである父と、その憧れの作家ウエルズとのほろ苦い出会いを描く(キャプション)

 

「大いなる夢」 The Big Dream

 『ミステリマガジン357号』掲載(訳:大久保寛/イラスト:小竹文枝)

 かくてハードボイルド小説は誕生した!(キャプション)

 

「モラル弾」 The Moral Bullet

 共著:ブルース・スターリング 

 『グローバルヘッド』所収(訳:嶋田洋一)

天才科学者ハバーキャンプ博士の発明した若返り薬「FREE」は、二十一世紀の地球を無政府状態に陥れてしまった。今、武装民兵組織が割拠するアメリカで、ひとりの少年が息をひそめている――(キャプション)


その他


「ヒューマニスト宣言」The Humanist Manifesto 

 評論

 『S‐Fマガジン367号』掲載(訳:巽 孝之)

 

「最も影響力あるSFとは?−「猫のゆりかご」から「赤い火星」まで」It's Time to Load the Canon With SF's Most Influential Books 

 エッセイ

 『S‐Fマガジン477号』掲載(訳:斎藤伯好)

 

「監督させてもらえるなら、このキャストで撮る!」Who I'll Cast When They Let Me Direct... 

 エッセイ

 『S‐Fマガジン518号』掲載(訳:川口晃太郎)