『おちゆく女』THE FALLING WOMAN〈ハヤカワSF903〉
訳:友枝康子/カバー:上原 徹/発行:1990年11月30日
考古学者エリザベスは、マヤのジビルチャルトゥン遺跡を発掘調査中、奇怪な現象を体験した――古代マヤ語を話す女の“幻”と遭遇したのだ。この女こそ、マヤに実在した女神官スーイー・カーク。壮大な使命を秘めて永劫の時を超え、マヤ暦の大いなる時の円環が一巡する現代にやってきたのだ。同じころ、長いあいだ音信不通だったエリザベスの娘ダイアンもマヤに姿を現わす。時を超えて三人の女が一堂に会したとき、古代マヤの恐るべき予言が着実に実現しようとしていた……期待の新鋭マーフィーが華麗なる神話的小宇宙を紡いだネビュラ賞受賞作。
『ノービットの冒険−ゆきて帰りし物語−』THERE AND BACK AGAIN〈ハヤカワSF1357〉
訳:浅倉久志/カバー:小菅久美/2001年6月15日
アステロイド・ベルトでひっそりと暮らす軌道生活者のベイリー・ベルドンは、ある日、日課の小惑星めぐりで、打ち捨てられたメッセージ・ポッドを拾った。律儀なベイリーは、宛名人にメッセージを拾った旨通知した。まさかそれがきっかけで、女性探検家ギターナやファール一族とともに、驚くべき冒険の旅にでるはめになるとも知らずに……トールキンの名作『ホビットの胃険』を下敷にした、傑作ユーモア・スペース・オペラ
『流れ星に願いを』A Falling Star is a Rock From
Outer Space
『S‐Fマガジン369号』掲載(訳:猪俣美江子/イラスト:新井苑子)
流れ星に願いをかけたその翌日から異変が――ネビュラ・ウィナー本誌初登場!(キャプション)
『恋するレイチェル』Rachel in Love
『S‐Fマガジン373号』掲載(訳:猪俣美江子/イラスト:横山 宏)
レイチェルという名のチンパンジーが、ひたすら求めつづけた愛のかたちとは……(キャプション)
『雪に棲むもの』In the Abode of the Snows
『S‐Fマガジン402号』掲載(訳:嶋田洋一/イラスト:成田一徹)
雪男の姿を求めてヒマラヤの奥深くわけいった男を待ちうける、ある運命……(キャプション)
『無脊椎動物の愛と性』Loved and Sex Among the Invertebrates
『S‐Fマガジン421号』掲載(訳:金子 浩/イラスト:米田仁士)
きのう、ミサイルが降りそそいできて世界が終わり、科学の時代も終わった……(キャプション)
『骨』Bones
『S‐Fマガジン443号』掲載(訳:中原尚哉/イラスト:米田仁士)
不思議な出生を持つ青年の数奇な運命(キャプション)
『オレゴンの南』South of Oregon
『妖魔の宴 狼男編A』所収(訳:石川順子)
『ロマンティック・ラヴ撲滅記』The Eradication of Romantic Love
『この不思議な地球で』所収(訳:小谷真理)
『守護犬』Wish Hound
『幻想の犬たち』所収(訳:北原 唯)
『緑の炎』Green Fire
リレー小説
アイリーン・ガン、アンディ・ダンカン、パット・マーフィー、マイクル・スワンウィック
『遺す言葉、その他の短篇』所収(訳:幹 遥子)
その他
『SFにおけるフェミニズムの現状』The State of Feminism in Science Fiction
座談会(カレン・ジョイ・ファウラー、リサ・ゴールドスタイン)
『S‐Fマガジン411号』掲載(訳:浅倉久志)