コードウェイナー・スミス〈Cordwainer Smith〉
〈人類補完機構〉シリーズ
『鼠と竜のゲーム』THE BEST OF CORDWAINER SMITH〈ハヤカワSF471〉人類補完機構
訳:伊藤典夫・浅倉久志/カバー:木嶋 俊/発行:1982年4月30日
宇宙船は平面航法で二次元空間に入りこみ、広大な星の海をわたっていく。この宇宙船に襲いかかり船内の生きとし生けるものすべてを発狂させてしまう憎悪みなぎる飢えた渦動――それが竜だった。このおそるべき存在から人びとを守るため、テレパスと協力して小型光子核爆弾を命がけで操るピンライターが誕生したが……表題作のほか「スキャナーに生きがいはない」「星の海に魂の帆をかけた女」などを収録する傑作短篇集。
収録作品
訳:浅倉久志
『S‐Fマガジン89号』掲載(『報いなき栄光』イラスト:金森 達)
人類を宇宙の狂気から守る――その崇高な使命のため、自ら志願して肉体を機械に変えた彼らには、人間の心も残されていないのか?(キャプション)
訳:伊藤典夫
『ギャラクシー(上)』にも所収
『S‐Fマガジン188号』掲載(イラスト:新井苑子)
彼は母なる星をめざした最初の船乗り。彼女は星の海に〈魂の帆〉をかけたレディ。彼は40年をひと月で過した“おいぼれ”、彼女はかわいらしい畸型――そして二人は……(キャプション)
訳:伊藤典夫
『魔法の猫』にも所収
『S‐Fマガジン87号』掲載(イラスト:中島靖侃)
宇宙の真空にひそむその恐るべき危険を未然に防げるのは、エスパーの超能力とその愛すべき“パートナー”の闘争本能だけだった!(キャプション)
訳:浅倉久志
訳:伊藤典夫
『S‐Fマガジン207号』掲載(『スズダル艦長の罪と栄光』イラスト:中村銀子)
訳:伊藤典夫
『S‐Fマガジン260号』掲載(イラスト:佐藤道明)
地球の危機はいまおとずれ、勇躍出撃するは恒星規模の超巨大宇宙船!(キャプション)
訳:伊藤典夫
訳:浅倉久志
『ノーストリリア』NORSTRILIA〈ハヤカワSF710〉人類補完機構
訳:浅倉久志/カバー:木嶋 俊/発行:1987年3月31日
時は〈人間の再発見〉の第一世紀。シェイヨルの星が、リンゴを服の袖でこするように磨かれていた時代。銀河随一の富める惑星ノーストリリアで、ひとりの少年が地球という惑星を買いとった。少年は地球へやってきて、なみはずれた冒険を重ねたすえに、自分のほしいものを手に入れ、ぶじに帰ることができた。あんなことは一度あっただけ。二度と起こらないようにわれわれは手をうった。お話はそれだけだ。さあ、これでもう読まなくていい。ただ、こまかいところは別。それはこの本のなかに書いてある。ひとりの少年が出会った真実の恋と、手に汗にぎる冒険の日々が……。
『シェイヨルという名の星』THE BEST OF CORDWAINER SMITH〈ハヤカワSF1062〉人類補完機構
編:J・J・ピアス
訳:伊藤典夫/カバー:木嶋 俊/発行:1994年6月30日
第一級の犯罪者だけが送りこまれる、究極の流刑地ショイヨル。この星でどんな過酷な刑罰が実施されているのか、知る者はいない。分かっているのはただひとつ、シェイヨルが“死”のない世界だということ。つまり、受刑者の苦難は永遠に続くのだ……表題作ほか下級民の反乱を率いた犬娘の悲哀を描く「クラウン・タウンの死夫人」など全四篇を収録。現代SFきっての名匠が抒情ゆたかに綴る謎と魅惑に満ちた未来史の世界!
収録作品
『S‐Fマガジン206号』掲載(訳:司須美子・イラスト:中村銀子)
ク・メルは猫、美しき猫人の娘――。そして彼は人間、万物の王者――。ク・メルは下層民、〈もてなし嬢〉――。恋のほのおに身を灼きこがす……(キャプション)
『年間SF傑作選2』所収(『ショイヨルという星』訳:井上一夫)
『第81Q戦争』THE INSTRUMENTALITY OF MANKIND〈ハヤカワSF1180〉人類補完機構
訳:伊藤典夫/カバー:田中 光/発行:1997年2月28日
長い年月の果てに、地球は傷ついていた。疲弊した人類は孤立した都市郡に追いこまれ、地上を覆う荒れ野では、突然変異した獣や人間狩猟機たちが徘徊するのみ――そこに現われ、その後一万年以上にわたる支配を確立した〈補完機構〉とはいったい何だったのか? 妖しくも美しい補完機構の未来史の中でも、とりわけ伝説的な色彩を帯びた9篇を収録。加えてスミスの多彩を示す貴重な非シリーズ作品も収めたファン必読の短篇集。
収録作品
人類補完機構の物語
『S‐Fマガジン424号』掲載(イラスト:長谷川正治)
悠久の時を経て帰還したロケットにはひとりの女性が――彼女を向かえる異形のもの!(キャプション)
『S‐Fマガジン427号』掲載(『午後の女王』イラスト:長谷川正治)
人類補完機構はいかにして成立したのか? いまその謎が明らかにされる!(キャプション)
『S‐Fマガジン380号』掲載(イラスト:角田純男)
究極のテラフォーミングは開始された――それはもう思いもよらぬ方法で……(キャプション)
『S‐Fマガジン374号』掲載(イラスト:天野喜孝)
光子帆船最後の時代、少女は宇宙へと旅立つ――謎のことばを心に秘めて……(キャプション)
『年刊SF傑作選4』所収(訳:宇野利泰)
『S‐Fマガジン440号』掲載(イラスト:加藤洋之&後藤啓介)
そのヒーローの名はランボー。彼はある女性を追って信じられない旅をする(キャプション)
その他の物語
『宝石の惑星』On the Gem Planet
『S‐Fマガジン443号』掲載(訳:伊藤典夫/イラスト:長谷川正治)
冒険家キャッシー・オニールの魂の遍歴を描く〈人類補完機構〉異色篇(キャプション)
『三人、約束の星へ』Three to a Given Star
『S‐Fマガジン499号』掲載(訳:伊藤典夫/イラスト:梅田節郎)
その星をめざすのは、ロケットとロボットと黒き立方体――《人類補完機構》シリーズ(キャプション)