『ヴァーチャル・ガール』VIRTUAL GIRL〈ハヤカワSF1079〉
訳:田中一江/カバー:末弥 純/発行:1994年10月15日
金色がかった栗色の髪に、左右色違いの大きな瞳が印象的な美少女マギー。彼女はコンピュータの天才アーノルドが自らの伴侶にしようと作りあげたロボットだった。人間と変わらぬ優しい心を持つマギーだが、人工知能の開発が禁じられている今、正体がばれれば即座に破壊されてしまう。かくして二人は追跡の手を逃れ、波乱に満ちた放浪の旅に出た……純真なロボット少女の成長と冒険を描く、スリリングで心あたたまる物語!
『緑の少女(上)』THE COLOR OF DISTANCE〈ハヤカワSF1173〉
訳:田中一江/カバー:竹田やよい/発行:1996年12月15日
長い眠りからさめたジュナは、目の前の自分の姿に息をのんだ。頭髪は消え去り、鍵爪が生え、肌は鮮やかなオレンジ色だ。いったいなぜ? わたしは異星の熱帯雨林で死にかけていたはずなのに……ジュナを救い、その身体を改造したのは、密林に住む原住民テンドゥだった。人類のたびかさなる調査でも発見できなかった異星種族が、ついに驚くべき力を現わしたのだ! 見知らぬ緑の星にとり残されたジュナの運命は……?
『緑の少女(下)』THE COLOR OF DISTANCE〈ハヤカワSF1174〉
訳:田中一江/カバー:竹田やよい/発行:1996年12月15日
ジュナの生存を絶望視した仲間たちは、宇宙の彼方へ去ってしまった。いつか地球に戻る日まで、テンドゥと共に生きるほかない。そう決意したジュナだったが、異質な皮膚言語を操るテンドゥの生態にとまどうばかり。しかもテンドゥは、地球人に森を焼かれた憎しみをジュナにまともにぶつけてきた……『ヴァーチャル・ガール』の著者トムスンが、二つの種族の出会いと交流を情感ゆたかに描きあげた、ファン待望の長篇第二作。