ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア〈James Tiptree Jr.


別名:ラクーナ・シェルドン〈Raccoona Sheldon〉/アリス・シェルドン〈Alice Sheldon


『輝くもの天より墜ち』BRIGHTNESS FALLS FROM THE AIR〈ハヤカワSF1623

 訳:浅倉久志/カバー:岩郷重力/発行:2007725

翼をもつ美しい妖精のような種族が住む銀河辺境の惑星ダミエム。連邦行政官のコーリーとその夫で副行政官のキップ、医師バラムの三人は、ダミエム人を保護するため、その星に駐在していた。そこへ〈殺された星〉 のもたらす壮麗な光を見物しようと観光客がやってくるが……オーロラのような光の到来とともに起こる思いもよらぬ事件とは?『たったひとつの冴えたやりかた』で言及されていたファン待望の物語、ついに登場


短篇集


『老いたる霊長類の星への賛歌』STAR SONGS OF AN OLD PRLMATE〈サンリオSF文庫81-A

 訳:友枝康子/カバー:鶴田一郎/発行:1986815

御者座イプシロン星Xエスザアに降りたった認定官イアンが発見する居住人種エスザアンとフレニの意外な関係を描いた、性・生物学の〈ミステリー〉――初期の短編「汝が半数染色体の心」。人口過剰に悩む地球を離れて10年、植民星探査船ケンタウル号はついに理想郷を見つける。しかし、探査隊から異星生物を連れて唯一人帰還した女性医師ロリー・ケイに異様な振舞いが出て……性心理というテーマを一層掘りさげた傑作中編「一瞬のいのちの味わい」。そして、ヒューゴー・ネビュラ両賞受賞に輝く、あまりにも名高い秀作「ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?」。傑作アンソロジーの常連でありながら、これまで邦訳書のなかったティプトリーJr.の本邦初短編集。初訳5編を含む7編を収録。

 収録作品

訳:友枝康子

訳:友枝康子

訳:友枝康子

訳:友枝康子

『究極のSF』にも所収(『けむりは永遠に』訳:小尾芙佐)

訳:友枝康子

訳:伊藤典夫

『S‐Fマガジン239号』掲載(イラスト:佐治嘉隆)

訳:友枝康子

訳:友枝康子

 

『老いたる霊長類の星への賛歌』STAR SONGS OF AN OLD PRLMATE〈ハヤカワSF826

 訳:伊藤典夫・友枝康子/カバー:上原 徹/発行:1989年6月30

理想の植民星を発見した探査船ケンタウル号。だが、その唯一の帰還者の生物学者が明かす恐るべき真実とは……性心理を探求する「一瞬のいのちの味わい」、太陽フレアに巻きこまれた宇宙船の乗務員が見た未来の地球の異様な姿を通じ、戦慄すべきヴィジョンを呈示したヒューゴー、ネビュラ両賞受賞作「ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?」などSF界に衝撃を与えつづけてきたティプトリーの傑作中短篇全7篇。

 収録作品

 同上

 

『愛はさだめ、さだめは死』WARM WORLDS AND OTHERWISE〈ハヤカワSF730

 訳:浅倉久志・伊藤典夫/カバー:上原 徹/発行:1987831

自然と本能の前にとまどう異星生物のライフサイクルを、斬新なスタイルで描き、1973年度ネビュラ賞に輝く表題作ほか、コンピュータによって他人の肉体とつながれた女の悲劇を通して、熾烈な未来社会をかいま見せ、1974年度ヒューゴー賞を獲得したサイバーパンクSFの先駆的作品「接続された女」、ユカタン半島に不時着した飛行機の乗客が体験した意外な事件を軸に、男女の性の落差を鋭くえぐった問題作「男たちの知らない女」など、つねにアメリカSF界の話題を独占し、注目をあつめつづけたティプトリーが、現代SFの頂点をきわめた華麗なる傑作中短篇全12篇を結集!

 収録作品

訳:浅倉久志

訳:浅倉久志

訳:浅倉久志

訳:浅倉久志

訳:伊藤典夫

『ギャラクシー(下)』にも所収

訳:浅倉久志

訳:浅倉久志

訳:浅倉久志

『世界SF大賞傑作選8』にも所収

『20世紀SF4』にも所収

『S‐Fマガジン203号』掲載(イラスト:山野辺進)

人々の憧れと熱烈な愛情につつまれた未来都市の美しき神々――スターたち。これは美しい容貌を持った醜い娘の、哀しい愛と破局の物語です――ピース(キャプション)

訳:浅倉久志

訳:伊藤典夫

『S‐Fマガジン309号』掲載(イラスト:岩淵慶造)

九死に一生を得た不時着。そして異常事態にも平然と対処する女たちとの奇妙な生存への戦いは……(キャプション)

訳:浅倉久志

『S‐Fマガジン357号』掲載(イラスト:吾妻ひでお)

異星人たちは空を見上げていた。なにもない空を――彼らはなにを見ていたのか?(キャプション)

訳:伊藤典夫

『S‐Fマガジン202号』掲載(イラスト:佐治嘉隆)

訳:浅倉久志

 

『たったひとつの冴えたやりかた』THE STARRY RIFT〈ハヤカワSF739

 訳:浅倉久志/イラスト:川原由美子/発行:19871015

やった! これでようやく宇宙に行ける! 16歳の誕生日に両親からプレゼントされた小型スペースクーペを改造し、連邦基地のチェックもすり抜けて、そばかす娘コーティーはあこがれの星空へ飛びたった。だが冷凍睡眠から覚めた彼女を、意外な驚きが待っていた。頭の中に、イーアというエイリアン住みついてしまったのだ! 二人は意気投合して〈失われた植民地〉探検にのりだすが、この脳寄生体には恐ろしい秘密があった……元気少女の愛と勇気と友情をえがいて読者をさわやかな感動にいざなう表題作ほか、星のきらめく大宇宙に繰り広げられる壮大なドラマ全三篇を結集!

 収録作品

『S‐Fマガジン347号』掲載イラスト:川原由美子

『S‐Fマガジン353号』掲載(イラスト:川原由美子)

宇宙での奇しきめぐりあい――ティプトリーが描く華麗なるスペース・オペラ(キャプション)

 

『故郷から10000光年』TEN THOUSAND LIGHT-YEARS FROM HOME〈ハヤカワSF924

 訳:伊藤典夫/カバー:上原 徹/発行:1991430

粒子加速研究所の大惨事が、地球を壊滅させ、ひとりの男を時間の乱流へと押し流した。だが男の意志は強かった。彼はおのれの足で失われた“故郷”へと歩いて帰るべく、遥かなる旅に出立したのだ――「故郷へ歩いた男」ほか、ティプトリーの華麗なるキャリアの出発点である「セールスマンの誕生」、最高傑作と名高い「そして目覚めると、わたしはこの肌寒い丘にいた」など、全15篇を収録するSFファン待望の第一短篇集!

 収録作品

『スターシップ』にも所収

『S‐Fマガジン183号』掲載(イラスト:佐治嘉隆)

宇宙船中継駅の片隅で酔いどれ技師の口から語られる苦渋に満ちた悔恨の人生――そこに暗示された人類の業とは?(キャプション)

『S‐Fマガジン261号』掲載(イラスト:岩淵慶造)

腕のない女と狼の息のあったコンビは、その惑星で何を目ざすのか……?(キャプション)

『S‐Fマガジン387号』掲載(イラスト:畑農照雄)

生物学者ヴィヴヤンの閉ざされた心の奥に眠る潮騒の響きを持った記憶とは?(キャプション)

『S‐Fマガジン344号』掲載(イラスト:吾妻ひでお)

さあ、たいへん! 大きな“母さん”たちが、いっぱい地球にやってきた……!(キャプション)

『S‐Fマガジン346号』掲載(イラスト:吾妻ひでお)

今度は別の異星人がやって来た。「愛しのママよ帰れ」から三年後のひと騒動(キャプション)

『S‐Fマガジン185号』掲載(イラスト:霜月象一)

光の乱舞、華やかな虹、深まりゆく紫。苦痛は果てしなく拡がる万華鏡。痛覚をうばわれた宇宙飛行士は懐かしき地球へと想いを焦がす……(キャプション)

『S‐Fマガジン387号』掲載(イラスト:古川タク)

身の丈九フィートの男がやってきたとたんに妙なことがつぎつぎと起こりはじめた(キャプション)

『S‐Fマガジン218号』掲載(『歩いて帰った男』イラスト:畑農照雄)

不屈の決意もて、一歩また一歩。はるかかなたの故郷めざして、人智を超える道程をたたひたたすら唇かたく引き結び、彼は歩く――(キャプション)

『S‐Fマガジン387号』掲載(イラスト:ひろき真冬

彼は遊び癖が抜けなかった。銀河のひしめく空間で超知性体は危険な遊戯にふける(キャプション)

『S‐Fマガジン340号』掲載(イラスト:吾妻ひでお)

異星に向けて送り出す荷物。そのパッケージには細心の注意が必要なのだが……(キャプション)

『S‐Fマガジン322号』掲載(イラスト:野中 昇)

少年は内なる自己に導かれ、遥かなるふるさと――宇宙をめざす……(キャプション)

 

『星ぼしの荒野から』OUT OF THE EVERYWHERE and Other Extraordinary Visions〈ハヤカワSF1267

 訳:伊藤典夫・浅倉久志/カバー:たまいまきこ/発行:1999331

遥か深宇宙で進化した生命体グレックス――エンギという名の幼仔が冒険を求めて行方をくらました時、群れは大騒ぎとなった。ただちに2体の斥候が選ばれ、その跡を追った。だが恐るべき捕食生物〈大食らい〉もまた、その仔を狙っていたのだ。やがて未熟なエンギは、とある恒星の磁力流に捕えられ、地球という名の惑星に……感動の表題作のほか、ネビュラ賞受賞作「ラセンウジバエ解決法」など、全10篇を収録した傑作短篇集。

 収録作品

訳:浅倉久志

訳:浅倉久志

訳:浅倉久志

ラクーナ・シェルドン名義

訳:浅倉久志

『S‐Fマガジン252号』掲載(イラスト:岩淵慶造)

訳:浅倉久志

訳:伊藤典夫

訳:伊藤典夫

『S‐Fマガジン387号』掲載(訳:今村 徹/イラスト:加藤洋之&後藤啓介

遥かなる未来――ゆるやかな調べにのせてくりひろげられる少年と少女の永遠の出会い(キャプション)

訳:伊藤典夫

訳:伊藤典夫

『S‐Fマガジン491号』掲載(イラスト:たまいまきこ)

星ぼしから逃れ、ひとりの少女に寄生したエイリアンが辿る運命は……(キャプション)

訳:伊藤典夫

『S‐Fマガジン448号』掲載(イラスト:加藤洋之&後藤啓介

静かなる狂気を秘めた女がたどる、空の果てへの悲しくも恐るべき旅……(キャプション)

 

『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』TALES OF THE QUINTANA ROO〈ハヤカワFT373

 訳:浅倉久志/イラスト:松尾たいこ/発行:20041115

青年はある晩、黒髪の美女が縛りつけられ、漂流しているボートを目にした。女を救出し、浜へと泳ぎ戻った青年は愕然とする。その人物は男だったのだ! 盗品とおぼしき大きなルビーを腹部に隠していた男は、よく見るとやはり美しい女にも見える。その男はいったい……。「リリオスの浜に流れついたもの」をはじめ、メキシコのキンタナ・ローを舞台にした美しくも奇妙な物語3篇を収録する連作集。世界幻想文学大賞受賞。

 収録作品

訳:浅倉久志/イラスト:佐々木悟郎

『S‐Fマガジン498号』掲載

カリブ海を渡る旅人の奇妙な体験――連作集『キンタナ・ローの物語』の一篇(キャプション)


短篇


「いっしょに生きよう」Come Live With Me

 『S‐Fマガジン498号』掲載(訳:伊藤典夫/イラスト:加藤洋之&後藤啓介

 不思議な共生生物と接触した地球人の調査隊は……ティプトリー晩年の傑作中篇(キャプション)