デニス・ホイートリー〈Dennis Wheatley


捜査ファイル・ミステリー・シリーズ


『マイアミ沖殺人事件』MURDER OFF MIAMI〈中央公論社〉

 原案:ジョー・リンクス

 訳:土屋政雄/カバー:?/発行:19821020

世界で初めて企画された捜査ファイル・スタイルの推理小説――
豪華ヨットの船内で乗客の一人が消えた。自殺かと思われたが殺人と判明する。ヨットから発信された無線電報、櫛からとられた毛髪、乗客のキャビンで見つかった紙マッチの燃えさし、血痕のついているカーテンなどの実物証拠をはじめ、警察の調書、現場写真、供述書、手紙、メモ、犯罪者記録まで捜査本部にある資料をすべて収録。読者が手にとり、見て、読んで推理する。
あなたが探偵です。シュワッブ警部補と推理くらべをしてください

 

『誰がロバート・プレンティスを殺したか』WHO KILLED ROBERT PRENTICE?〈中央公論社〉

 原案:ジョー・リンクス

 訳:土屋政雄/カバー:?/発行:1983210

マイアミ沖殺人事件で一躍有名になったシュワッブ警部補のもとに、夫の毒殺事件調査の依頼状が届く……
ロバート・プレンティスが殺されていた家で発見された往復切符の半券、ベルギーの5サンチーム切手、美しい女秘書スザンヌ・レトランジュ宛の手紙、破られたロバートとスザンヌの情事の現場を撮った写真から、死因審問を報道する新聞までシュワッブ警部補が入手した資料や実物証拠品をすべて収録し、読者の推理をまつ。
あなたが探偵です。シュワッブ警部補と推理くらべをしてください

 

『マリンゼー島連続殺人事件』THE MALINSAY MASSACRE〈中央公論社〉

 原案:ジョー・リンクス

 訳:土屋政雄/カバー:?/発行:1983425

第五代マリンゼー伯爵の怪死から名門の伯爵家に滅亡のときが訪れる……
第六代伯爵の嫡子レイバーン子爵は毒殺され、その姉エミリーは断崖から突き落とされて死亡し、ついには第六代伯爵も刺殺されてしまった。謎のキャンディは誰が送りつけたのか? 砒素入りの錠剤を島に持ち込んだのは誰か? ラベルに残された筆跡は誰のものなのか? 殺人犯人は召使いか? または素性不明の外国人か? それとも伯爵夫人と情夫か? 添付の資料で、あなたが事件を推理してください。

 

『手掛りはここにあり』HEREWITH THE CLUES〈中央公論社〉

 原案:ジョー・リンクス

 訳:土屋政雄/カバー:?/発行:1983720

警察が手入れをする直前にテロリストの巣窟ミルキーウェイ・クラブは爆破され、経営者は射殺された……
通路で発見された22口径拳銃の薬莢・秘密の部屋に残されていたヘアピン・だちょうの羽毛・ペキニーズの毛・セメントの粉末・映画入場券の半券・紙マッチのカバー・ドイツ語の速記・一見白紙の呼び出し状・花に添えるアスパラガスの草等の実物を添付し、現場写真・容疑者の写真とこれらの16点の証拠物件をあなたが手にして検証し、推理する。
あなたが探偵です。ロスベスビー総監補と推理くらべをしてください


短篇


「エスピオナージ」

 『世界スパイ小説傑作選1所収(訳:小泉喜美子)

 

「蛇」The Snake 

 『神の遺書』所収(訳:小島恭子)


アンソロジー


『真夜中の黒ミサ』THE EARLIER SERVICE〈ソノラマ文庫海外シリーズ17〉恐怖の一世紀@

 訳:羽田詩津子・長井祐美子/カバー:生ョ範義/発行:1985731

D・ホイートリーはイギリスの著名な大衆作家で、黒魔術小説の大家としても知られている。その彼が、怪奇、恐怖小説を渉漁し、52編の傑作をまとめたものが、大著『恐怖の一世紀』である。『作家の名声いかんにかかわらず、すぐれた作品を活字にすることが目的なので』(まえがき)、新旧様々な『恐怖』が集められ、今日まで、数多くの恐怖小説ファンを楽しませてきた。本文庫は、その第一分冊として10編を収録、時の流れに磨かれた恐怖の世界を、十分味わっていただきたい。

 収録作品

 

『悪夢の化身』A CENTURY OF HORROR〈ソノラマ文庫海外シリーズ18〉恐怖の一世紀A

 訳:樋口志津子・竹生淑子/カバー:生ョ範義/発行:1985830

本書はイギリスの黒魔術小説の大家デニス・ホイートリーが編んだ恐怖小説のアンソロジー「恐怖の一世紀」の第2分冊である。原書52編の作品のうち、G・エンドア、M・R・ジョーンズなどの傑作12編を収めた。ホイートリーによれば、「恐怖」とは「夜歩く恐怖」だけでなく「昼歩く恐怖」もあるという。亡霊や妖怪などが出現しなくても、背筋が寒くなる日常的なものがそれであり、本文庫を読めば、この二つの世界の真髄を味わうことができるだろう。

 収録作品

  

13人の鬼あそび』SMEE〈ソノラマ文庫海外シリーズ19〉恐怖の一世紀B

 訳:猪俣美江子・笹瀬麻百合/カバー:生ョ範義/発行:1985930

暗闇であの囁くような声を聞かなければ、パーティーは楽しく終わったはずだ。全員が揃った時、一人多いのがわかっていたのに……ぼくはもう、隠れんぼなんて遊びは、金輸際ごめんだ……。スリリングな恐怖を描いた標題作を始め、アーサー・マッケン、エドガー・アラン・ポーなどの著名な作品から新人の力作まで、次々とくりひろげられる、きわめつけの16編。黒魔術小説の大家として知られるD・ホイートリーが、数多くの怪奇・恐怖小説の中から選んだ「恐怖の一世紀」、その第3分冊。

 収録作品

 

『神の遺書』THE LOST GOD〈ソノラマ文庫海外シリーズ20〉恐怖の一世紀C

 訳:小島恭子/カバー:生ョ範義/発行:19851031

微笑みと拳を絶やさず、どんな苦境に陥っても、自らの人生を貫き通した男……神はそんな人間にふさわしい、恐るべき最期を彼に与えた。男は生きたまま「神」となったのだ……「恐柿の一世紀」第4分冊は、標題作のほかウォルター・デ・ラ・メア、ブラム・ストーカー、アンブローズ・ビアスなどの傑作を揃え、最後に、ホイートリー自身の作品を収めた。定評の名作から本邦初訳の異色作まで、数多くの怪奇と恐怖の物語が展開される「恐怖の一世紀」、全4冊、ここに完結!


その他


「黒魔術」

 エッセイ 

 『奇想天外4号』掲載(訳:矢野浩三郎)