リチャード・ウィルスン〈Richard Wilson


『第五惑星の娘たち』THE GIRLS FROM PLANET 5〈創元SF文庫73601

 訳:吉田誠一/カバー:司 修/発行:19651228

二十世紀の末、アメリカでは着々と女性化時代が進行していった。司法、行政、立法のあらゆる分野に女性が進出し、ついにはホワイト・ハウスまでが女大統領を迎えるにいたった。こうした風潮に憤慨した一部の男たちはテキサス州に終結して気勢をあげた。そんなある日、突如として異星から来た大宇宙船がワシントン郊外の都市を全滅させて、しずしずとホワイト・ハウスの庭に着陸した。中から出てきたのは、いずれおとらぬ美女ばかり。あっけにとられた全米国民は……。女性化時代を痛烈に風刺した異色SF! 


短篇


『無人国道』Lonely Road

 『S‐Fマガジン3号』掲載(訳:宇野照雄/イラスト:和田 徹)

街にも、食堂にも、ガソリンスタンドにも猫の子一匹いない! この世にたったひとり取り残されたのか? それとも……(キャプション)

 『S‐Fマガジン208号』再掲載(訳:宇野照雄/イラスト:中島靖侃)

延々と続くハイウェイ、眠気を催す車体の震動。それは何の変哲もないドライブのはずだった。だが、ふと我に返ったとき、他に車の影はなく、立ち寄るどの店からも人影が消え失せていた……(キャプション)

 

『愛』Love

 『S‐Fマガジン23号』掲載(訳:野間節夫/イラスト:真鍋 博)

エレンの小さな胸は痛む。愛し合っているのになぜ結婚しちゃいけないの?(キャプション)

 

『次元旅行者』The Inhabited

 『S‐Fマガジン84号』掲載(訳:川村哲郎/イラスト:中島靖侃)

次元から次元をわたって、侵略者はやってきた。彼らの滅びゆく世界から、一族を移住させるべき場所を求めて!(キャプション)

 

『金星関係書類』The Venus Papers

 『S‐Fマガジン126号』掲載(訳:矢野 徹/イラスト:斎藤和明)

 

『見えない男』See Me Not

 『ホークスビル収容所』所収(訳:宇佐川晶子)

 

『世界の母』Mother in the World

 『ザ・ベスト・フロム・オービット (上)所収(訳:森下弓子)

 

『ハリィの金儲け』Harry Protagonist, Brain-Drainer

 『三分間の宇宙』所収(訳:鎌田三平)

 

『兄弟はどこに?』Kin

 『三分間の宇宙』所収(訳:鎌田三平)

 

『抜け穴』Don't Fence Me In

 『三分間の宇宙』所収(訳:鎌田三平)

 

『帝国の道』Course of Empire

 『三分間の宇宙』所収(訳:風見 潤)

 

『故郷の町』Hometown

 『ミニミニSF傑作展』所収(訳:鎌田三平)

 

『ジョン・アーサー・ベンの無益な逃走』The Futile Flight of John Arthur Benn

 『ミニミニSF傑作展』所収(訳:酒匂真理子)