『ジョナサンと宇宙くじら』JONATHAN AND THE SPACE WHALE〈ハヤカワSF245〉
訳:伊藤典夫/カバー:新井苑子/発行:1977年6月15日
さわやかな9月の風のなかを空飛ぶフライパンに乗って、宇宙クジラの住む遥かな銀河へ、巨人族の棲む深い海の洞へと、あなたも冒険の旅にでかけませんか。魔法の窓を開けると、そこは砂男やサンタクロースが闊歩する不思議な世界。辺境惑星いったいを爆笑させた「愛しのメアリー・ルー」上演中の宇宙船劇場はいかがでしょう。ユーモア溢れるロマンティックな物語で、アメリカSF界にブラッドベリ、スタージョンに匹敵する独自の地位を占めるロバート・F・ヤングが、愛に渇き、倦怠に沈むあなたに、仕事に疲れ、ひとときの憩いを望むあなたに贈る心暖まる珠玉の名品集!
収録作品
『S‐Fマガジン109号』掲載(イラスト:真鍋 博)
その女の姿には、九月の日射しが、深みと美しさと静かさと、より芳醇な季節への期待に胸ときめかせる何かがあった!(キャプション)
『S‐Fマガジン173号』掲載(イラスト:長苦楽祐好)
『S‐Fマガジン197号』掲載(イラスト:新井苑子)
虚空に浮かぶ伝説のリバイアサン――。宇宙空間に生息する巨大なクジラ――。彼はその宇宙クジラへと針路をとった(キャプション)
『S‐Fマガジン194号』掲載(イラスト:金森 達)
「サンタクロースを存在させてくれ!」呼びだした悪魔に向かって彼は言った。「おまえだけにか、それともみんなにか?」「もちろんおれだけに」そして悲劇は……(キャプション)
『S‐Fマガジン160号』掲載(イラスト:中島靖侃)
地球を訪れた幼い訪問者が、つましい老女の飼猫に贈ったささやかな贈物……だが、それが全銀河文明の道徳観を変えることになろうとは!(キャプション)
『S‐Fマガジン126号』掲載(イラスト:斎藤和明)
『別冊・奇想天外1号』掲載(イラスト:佐竹美保)
『S‐Fマガジン133号』掲載(訳:大野二郎/イラスト:斎藤和明)
『S‐Fマガジン84号』掲載(イラスト:中島靖侃)
吹きぶる雪の中に倒れていたその少女は、じつは少女ではなかった。それどころか、地球人でもなかったのだ!(キャプション)
『S‐Fマガジン160号』掲載(イラスト:新井苑子)
甘い新婚生活にさしこむ暗い影。だが、いかなる苦難にも揺るがぬ愛は、やがて人類の失われた記憶を呼びさます……(キャプション)
『ピーナツバター作戦』OPERATION PEANUT BUTTER and Other Stories〈青心社SFシリーズ〉
訳:桐山芳男・他/カバー:後藤啓介/発行:2006年12月10日
妖精を思わせる異星人と純朴な少年との心暖まる交流を描いた表題作「ピーナツバター作戦」。さまよえるオランダ人の伝説をモチーフに、宇宙をさまようパイロットと流転の美少女との、結ばれるべき愛の運命を描いた「われらが栄光の星」。未来の軍事国家で許されぬ恋に落ちた男女を描く「星に願いを」など。抒情性で根強い人気を誇るヤングが、心優しき愛をうたいあげたSF短編集。
収録作品
訳:英保未来
訳:村上純平
訳:桐山芳男
訳:大宮守夫
訳:田中克巳
『花崗岩の女神』Goddess in Granite
『S‐Fマガジン124号』掲載(訳:岡部宏之/イラスト:岩淵慶造)
乳房は丘、太腿は尾根、腹は砂漠、顔は高原、そして瞳は青い湖――超高空から見おろす山脈は、まさに生ける処女の裸身そのものだった!(キャプション)
『わが愛はひとつ』One Love Have I
『S‐Fマガジン151号』掲載(訳:深町眞理子/イラスト:中島靖侃)
権力悪を暴いて問われた、百年間の人工冬眠の刑を終えてわが家へ帰りついた彼は、素晴らしい愛の奇蹟をそこに見た!(キャプション)
『時を止めた少女』The Girl Who Made Time Stop
『見えない友だち34人+1』所収(訳:小尾芙佐)
『S‐Fマガジン160号』掲載(訳:小尾芙佐/イラスト:楢 喜八)
アルタイルから来たというその女は、公園でめぐりあった彼を時間転移を使って誘惑した!(キャプション)
『妖精の棲む樹』To Fell a Tree
『S‐Fマガジン161号』掲載(訳:深町眞理子/イラスト:金森 達)
葉は妖精の髪、花は妖精の顔、枝は妖精の腕、幹は妖精の腰、そして根は妖精の足。巨木が血を流した折れるとき、それは妖精の死ぬとき……(キャプション)
『過去を変えた男』A Drink of Darkness
『S‐Fマガジン180号』掲載(訳:関口幸男/イラスト:畑農照雄)
悔恨の涙と酒の人生をおくる男の眼の前に、ふと現われた深い苦悩を宿す影一つ。それは邪悪なる酒の天使か――過去に伸びる一筋の糸か?(キャプション)
『失われし時のかたみ』Remnants of Things Past
『S‐Fマガジン183号』掲載(訳:深町眞理子/イラスト:加固弘史)
見慣れぬドアの内――窓のない部屋、さまざまな品物で埋まった陳列カウンター。その一つ一つに収まった“過去”の中で、彼のたどりついた道の果には……(キャプション)
『ホロガール』Hologirl
『S‐Fマガジン247号』掲載(訳:黒丸 尚/イラスト:岩淵慶造)
21世紀のつっぱり女探偵、奇々怪々なコール・ガール事件に挑戦(キャプション)
『ジャンヌの弓』L'are De Jeanne
『S‐Fマガジン308号』掲載(訳:室住信子/イラスト:野中 昇)
純白の鎧に身を包み、神秘の力もて強大な宇宙の征服者に立ち向う美少女(キャプション)
『エミリーと不滅の詩人たち』Emily and the Bards Sublime
『S‐Fマガジン320号』掲載(訳:山田順子/イラスト:新井苑子)
詩が芸術としての輝きを失った時代。アンドロイドの詩人たちの朗唱は今……(キャプション)
『真鍮の都』The City of Brass
『S‐Fマガジン340号』掲載(訳:山田順子/イラスト:米田仁士)
シェヘラザードの黄金の声が紡ぎだす、めくるめくアラビアン・ナイトの世界!(キャプション)
『たんぽぽ娘』The Dandelion Girl
『年間SF傑作選2』所収(訳:井上一夫)
『たんぽぽ娘』所収(訳:伊藤典夫)
『奇妙なはなし』所収(訳:伊藤典夫)
『S‐Fマガジン525号』掲載(訳:伊藤典夫/イラスト:松原健治)
風のなかから現われたその女性は、たんぽぽ色の髪をしていた――いまよみがえる叙情SFの名品(キャプション)
『ピーピング・トミー』Peeping Tommy
『三分間の宇宙』所収(訳:伊藤典夫)
『二十一世紀中古車置場のロマンス』Romance in a Twenty-first Century Used-Car Lot
『世界カーSF傑作選』所収(訳:風見 潤)
『今年の生贄』Victims
of the Year
『恐怖のハロウィーン』所収(訳:仁賀克雄)
『恐怖通信』所収(『犠牲の年』訳:風間英美子)